残暑に扇風機


湖畔の画廊へ行く

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残暑の中・・・
扇風機の風量を「強」にセットして顔を近づけると、
耳には「轟」という風の音だけが、力強く響きます。

だんだんと顔が冷たくなってきて、風量を「中」にすると、
ちょっと遊び心が出てきて、声を出してみたりします。

風への角度を変える度に、音の震えが変化して、
耳には意味不明な言葉たちが(笑)、
愉しげに通り過ぎて行きます。

遊びにも飽きて、風量を「弱」にすると、
耳には心地よい風の音が、優しく流れていきます。

いつしか暑さも和らいで、扇風機の羽がとまります。
耳に届く虫の音に、秋の足音が交ざります。



制作環境
PCV-R72(VAIO-R72)
RAM 256MB
WACOM GD-0912-R (Intuos i900 シリアル接続 -> Intuos i600 USB接続)

使用ツール
PAINTER 5.5J + PAINTER 6J

色解像度
1677万色

サイズ
600×636

制作年月日
2001.08.25


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